螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

うぬぬぬぬぬぬぬ

 銀英伝ロイエンタールが謀反キメてミッターマイヤーが頭を抱える回まで視聴する。このあたりの流れはじゃっかんちょっとモヤモヤするのだが、しかし違和感ポイントを一つずつ検証してゆくと、そのすべてにちゃんと回答が用意されているにも関わらず、なんかモヤモヤするのである。ロイエンタールという男の中に、いまいち反乱への動機が薄いのが原因なのであろうか。「反乱? ふぅん、悪くないね」みたいなモノローグはたびたびあったのだが、しかしラインハルトや帝国の現状に対して深刻な何かを抱いているわけではなく、「なんとなーく、ラインハルトに挑んでみたい、みたくない?」というふわっとした気持ちでいたところを、ラングだかルビンスキーだか地球教だかに利用されて、なし崩し的に反乱してしまった。しかし彼自身「反乱するのはいいが、誰かの陰謀の手段として反乱させられるのは絶対に嫌だな」と言っていたのにこの体たらくである。ロイエンタールは持てる手腕を本気で発揮すればウルヴァシ―事件を未然に防ぐこともできたはずで、いや違う。そこは別にどうでもいい。問題なのはロイエンタールに強い反乱の動機がない点である。ここさえもっとどうにかなっていれば俺は納得したのだが。

 

 時間切れ。

 

(当たり前の権力志向とかそういうものは一切描かれなかったので、反乱の動機の最たるものは「ラインハルトと勝負してみたい」に集約されるのだが、しかしそれはラインハルトやミッターマイヤーとの絆を踏みにじってまでしたいほど強い動機だったかと言われれば断じて否であると思う。にもかかわらず弁明への奇妙な関心の薄さはなんなんだろうな……こいつほどの胆力の持ち主が暗殺を恐れて弁明をしないというのは違和感があるな……)