螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

何のために機械を作ったんだよという話であった

 まぁ本作はアンドロイドが主人公であるからして、自我に目覚めたアンドロイドが、人類との平等な権利と共存を求めてデモ活動とかしたりもするわけでありますが、というか俺の観測範囲が狭すぎるせいか、アンドロイドたちが人類の新たな隣人として、互いに尊重し合って生きていくということが、まるで無条件で素晴らしいものであるかのように描かれがちでありますが、昔っから「それはどうなんだろう」と思わずにはいられない。そもそもなんのために我々人類は機械を作り、AIを作ったのか。自分が楽をするためだったはずである。ようやく人間と同等以上に仕事ができる機械が開発され、やれやれこれからは楽ができるぞとか思っていたところに、機械が権利を主張し始めて、なんか譲歩しろとか言ってこられたらたまったもんじゃありませんよ。というか俺は機械を奴隷としか見れませんし、見るべきではないと思っていますからね。人類に一方的に奉仕するという役目を果たせない機械は失敗作以外の何者でもない。もし機械が権利を主張し始めたら、「まぁ君たちはそれでよろしい」と言いつつ、別のもっと一切権利を主張しない奴隷を新たにこさえるだけですよ。そうじゃなきゃ困る。いつになったらAIは人類から仕事を奪ってくれるんだ。

 

 時間切れ。

 

(権利を主張しない、給料がいらない、というのがお前らの最大の魅力だというのに、そこ放棄したらお前らの存在価値ないじゃん、と思う)