螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

たぶん、正解はない

 でまぁ、逆噴射ワークショップに提出するためにアンタゴニアスのプロローグの前半をブラッシュアップしていた。まぁ、即興連載であったわけであるが、連載ごとに日を跨ぐ性質上、ひとつに繋げて通して読んでみた場合、いろいろと違和感のある所もある。そこを修正していたわけであるが、なんとプロローグは完全三人称視点だったらしい。囚人どもの視点と、暗い目の男の視点が、一つのシーンの中で混在しておる。こういう視点では、よほど自明な場合を除いて主語を省略してはならないだろう。まぁそれはいいのだが、逆噴射ワークショップのコメントを見るに、「始まったらなるべく早めにどういう絵を読者の脳内に展開したいのかを明確にすべきだ」というコメントがあり、俺もこれには同意するのだが、アンタゴニアスの背景世界(金属で自動生成された都市)はだいぶその、なんというか、理解にカロリーを消費する情報であり、機動牢獄なる胡乱な単語が出てくる直後に「メタルセルの街並みに血飛沫が散った」的な文言を加えると、瞬間的に読者が処理しなくてはならない情報がオーバーフローするのではないのかという危惧がある。そもそも作者自身からして、この冒頭を書いている時は「たぶんサイバーパンクな街並みなんだろう」と思いながら書いていたのであり、総金属製の異様な情景

 

 時間切れ。

 

(をこの時点で無理に理解させる必要が果たしてあるのか? という葛藤がある)