それにしても茄子がうまそう
さぁ、書くことがありませんよ。『茄子 アンダルシアの夏』を視聴する。茄子がうまそうだった。あとあのー、なんか終盤の、ひっでぇツラを晒しながら雄たけびを上げつつデッドヒートを繰り広げるところが良かった。やはり男の雄叫びは健康に良い。それにしても本作ヒロイン? のカルメン氏は、主人公のペペ氏の恋人だったが、ペペ氏が兵役に行ってる間に、ペペ氏の兄貴と婚約を交わしてしまうとかいう、文章にしてみるとなんだこの鬼畜女という感じなのであるが、実際に見て見ると不思議と彼女に反感は抱かないのが不思議であった。たぶん、男を乗り換えた後も、ペペ氏をまったく避けようとせず、むしろめちゃくちゃ友好的に接してきていて、あれだな、古代ローマのカエサルの逸話を思い出す話だな。まぁこいつも女をとっかえひっかえしまくってるプレイボーイぶりなのだが、誰からも恨まれることがなかった。それは、振った後の女にも屈託なく近づいていって、「最近どう? なんか困ったことがあったらいつでも言いなよ」と手を握りながら非常ににこやかに接していたからなのだ。振られた女たちも、少なくとも自分が蔑ろにはされていないことを感じ取って、「もう、しょうがない人」みたいな感じになってしまうのである。
時間切れ。
(並の男だと振った女には近寄らないし、運悪く出くわしてしまったら非常に気まずい物腰になってしまうところだが、カエサルにとって前の女と出会うことは良いイベントだったようだ)