何が詞術で、何が詞術ではないのか
あー、『異修羅』四巻を読み終わる。あのー、ウハクさんがなんであの場にいたんだか知らないが、「ウハクさんイケメン・・・!」って思った。そうかそうか。やはりクゼ氏にとってナスティークとかもうなんていうか呪いでしかないのである。ナスティークがどういう理由でクゼを守ってんのか知らないが、護衛対象の望みを慮る能力だけは致命的に欠けている。反省しろ。しかし彼女がウハクの能力範囲に入っても即死はしないのはどういうことなのだろうか。つまり、その存在原理に詞術が介在する生命などではなく、少女の姿を取るこの世の原理めいたなんかであり、一時的に無効化することはできても、殺すことはできないのであろうか。それにしても思ったよりウハクさんはヤバいのだな。シャルクはもちろん、サイアノプまで即死するとは思わんかった。いやしかし、本当にそうなのか? あのー、そのへんのウーズをウハクに近づけて即死するかどうかを検証することはできるだろうけど、ルクノカまで即死すると断じるその根拠は何だ? 少なくともルクノカサイズの爬虫類は科学的にも成立しうる生物であるし、現実にもかつては存在した。氷のブレスは吐けなくなるし、まず間違いなく飛べなくもなるだろうが、
時間切れ。
(即死までするもんなのかな・・・)