螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

ところで『神のふたつの貌』の話まったくしてないことに気づく

 あー、『神のふたつの貌』を読み進めている。アギュギテムに詰まりまくっている俺は、活路を見出すためになんかそれ系のなんかをインプットしようかという話なのであった。費用対効果最悪なのに。でもまぁ、やるしかない。螺導・ソーンドリスは幼少期、餓天宗とは異なる進行に帰依するコミュニティに身を置いていた。そこでの経験が、なにゃかんや現在の視覚不要論に繋がっているような、そうゆうそうな話になりそうなのだが、別にそのコミュニティ宗教に彼は本心から帰依していたわけではなく、視覚が生まれながらにないせいで己の内側への観想にふけっていた螺導少年は、そこでおぼろげに宇宙蛇の存在を感じたりしていたので、まぁ自分の周囲の新興宗教とか微笑ましいなぁ、ぐらいにしか思っていなかったのだが、いややめよう。ネタバレになる。『リヴィジョンズ』の話に戻そう。三枚目氏の大人な態度に、もし転機が訪れるとしたら、それはやはり母親の死、であったのだろうとは思う。しかし、これとて主人公には特に何の責任もないことであり、主人公に対する憎悪を顕在化させる起爆剤としては物足りない。直接の仇である犬コロ氏と融合してしまったという事実が、憎悪の持って生き場をなくし、主人公に向かってしまった、のか?

 

 時間切れ。

 

(しかし感情ってそんな、水の流れみたいに、ここが塞がったからこっちに行くね、みたいな、そんな挙動を取るものなのだろうか? どうも、釈然としないものを感じるな。要するに、もっと直接的に三枚目氏が主人公に悪感情を抱くに足るイベントがあって欲しかったのだろうか、俺は)