螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

まだ神獣を一体も解放しないうちから白ボコブリン出すんじゃねえよ!!!!

 ブレワイのマスターモードが面白すぎる。戦う前にいちいち覚悟が必要な乾ききった世界がそこにあった。まぁ、この世界は旅人がたまに世界をうろついているわけですが、運悪く魔物に遭遇すると、戦うなり逃げ惑うなりするわけですな。で、その場面に居合わせたら助けてあげることもできるわけですな。勝ってから話しかけるとお礼と共に粗品をくれたりするので、まぁノーマルモードでは基本的に助けてたよ、俺も。だがマスターモードではそうはいかない。どう見ても今の装備と体力では勝てそうにないランクの敵がふっつーにそのへんをうろつき、ふっつーに旅人を襲っているのである。自分の命と旅人の命を天秤にかけるという濃密な体験がそこにはあるわけですな。世界を救う勇者の物語であるにもかかわらず、どう見ても勝てそうにないので見捨てる判断をせざるを得ないときのあの屈辱、無念、あいつを囮にすれば自分は逃げられるという安堵、「すまぬ・・・すまぬ・・・」と心底思いながらも、そのようなことを思ったところで旅人にとっては何の救いにもならず、結局この思いは罪悪感から目をそらすだけの卑劣な自己防衛に過ぎないのだという絶望。こんな経験ができるゲームが他にあるだろうか。基本的にブレワイの世界には「名無しのモブ」はおらず、旅人も全員固有名詞を持ち、それぞれのキャラ付けがされている立派な登場人物なのだ。

 

 時間切れ。

 

(そうゆう強制イベントでもないのに彼らを見捨てる決断をせざるを得ないゲーム、ブレスオブワイルド!!!!)