螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

覚醒論

 思えば俺は昔からバトルものの物語を摂取する際には妙に敵役に肩入れしながら読んでいた。たとえそれがどれほど邪悪な外道であったとしてもだ!! 何故か。最後にゃ絶対主人公が勝つからである。敵役とは最初から敗北が約束された存在であり、決して勝者にはなれないのだ(ごくわずかな例外があることは認める)。ゆえに、まぁなんか、主人公が? 土壇場で覚醒して? なんか戦いの最中に超強化して今までボコボコにやられていた相手を逆にボコボコにし返す展開がなんか苦手、というか、「あぁ、またなのか」と思ってしまうタイプだったのだ。インターセプター=サンというニンジャがいる。彼は『ニンジャスレイヤー』という作品の中ではかなり強い部類に属する敵である。一度は主人公に勝ちさえした。しかし、まぁ、なんやかんやあって主人公は命からがら生き延びて、なんやかんやあって修業して強くなってリベンジを果たすわけであるが、この時インターセプター=サン、あんまり見せ場らしい見せ場もないままやられてしまうのだ。いやまぁ

 時間切れ。

(しばらく続く)