2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧
ゲームに真正面からぶつかる小説が存在しない理由の第二は、個々のゲームに普遍性がない、という点である。まぁ、ギャンブルやスポーツならば、それぞれの競技のルールとか、どういう勝負なのかということを比較的多くの人間が知っているので物語の題材には…
だがちょっと待ってほしい。「ゲームをポジティブに楽しむ主人公」はドラマになりえないのではないのか。そんなお前、ゲームやってキャッキャウフフしてるとこなんか小説として描いて、それで物語になるのかよ。……ならねえな……。だからゲームを手段に堕する…
あぁ、伸びない……。で、えー、なんだっけ、『スタートボタンを押してください』だよ。本作でめっちゃモヤモヤしたのが、どれひとつとして「ポジティブにゲームを楽しむ主人公」が出てこないのである。なんか金のためにオンラインゲームをやったり、なんか不…
ゲームに関するSF短編集『スタートボタンを押してください』を読了する。うー……ん……なんか、なんだろう、登場するゲームが、どれひとつとして「これすごい! 面白そう! やってみたい!」と思えるようなものがないのである。基本的に、現実に存在するゲー…
ところでいつぞや『異修羅』のレビュー書くっつったじゃん? あれ、まだ書けてないんだわ……ていうか草案を昨日読み返してみたらクソほどつまらんかったので俺は発狂した。もう何なんだ、俺は何かを褒めるのに何かを貶めないとレビューが書けないのかと。とは…
あ、やべえ、ひさびさに書くことがまったく思いつかなくて三十分ぐらい唸ってた。あー、えー、あー、そうだ、『フェイトゼロ』アニメを見終わる。【悲報】小聖杯、けっこうデカい。あのーなんか原作小説では、片手に収まるゴブレット的なものを想像していた…
あぁ、なに書こう。書くことがないときはアニメ感想でお茶を濁せばいいじゃない!!!!!! というわけで『銀英伝』がえっらい中途半端なところで唐突に終わったわけだが、あの、もうちょっと区切りの着いたタイミングでクールを跨げないのかよと思う。なん…
ところが。ところがである。『閃の軌跡3』にて、この状況が激変する。見えるのだ。ただ梯子を上り下りするだけで。いともたやすく……!! バ、バカなァ……!! ちょっとまてェぇい!!!! フザけるな!!!! それがどれほど罪深いことかわかっているのか制…
まぁ、『閃の軌跡』シリーズはRPGですわな。女性キャラも登場しますわな。そしてそのスカートは大層短いかんじですわな。結構なことですわな。そして3Dゲームですから、グリグリと自由に視点を動かせますわな。あとは……わかるな? ところが。ところがで…
とまぁ、プレイヤーごとにまったく異なる展開を見せるであろう筋書きなきドラマが熱いゲームであった。これ以外にも、小隊長になった時点では長所を何も持っておらず、弱点しかなかったボルグ氏の涙なくしては語れない成り上がり物語とか、めちゃめちゃイカ…
さて軍団長は最大で五人までの小隊長を傘下に収められる。モッグ氏に付き従う小隊長は五人すべてが俺の息のかかった者たちだ。しかしこれでもまだ足りぬ。そこで、在野の小隊長のうちトゥゴッグなる名の男にめをつけた。こいつはなんか鳥っぽい兜をかぶって…
俺はモッグ氏への復讐を誓った。何度も殺されて煽られた上に、お気に入りのクラコルン氏まで殺されたとあっては看過できぬ。これを許すことは男ではなくなるということである。そして、ただ殺すだけではもはや飽き足らぬ。最高に屈辱に満ちた死を与えなくて…
一撃であった。モッグ氏の血にまみれた斧が唸りを上げ、一瞬にしてクラコルン氏を両断したのである。なにィィィィィ、バカなァァァァァッ!! と、ジョジョ第五部でボスのもとにトリッシュを連れて行ったはいいが、エレベーターの中で一瞬目を離した隙にトリ…
かくして、モルドールの片隅で、クラコルン軍とモッグ軍が激突した。俺は戦場が良く見える高台から高みの見物である。これでクラコルン氏が押されるようであれば、弓矢でちょいちょいと狙撃して援護するのもやぶさかではなかったのだが――実際の戦況はそんな…
洗脳スキルがアンロックされた瞬間から、本作はオーク育成シミュレーションゲームと化す。その過程で、さまざまなドラマがあった。ストーリーの本筋とは一切関わりのない、筋書きなきドラマだ。そしてさまざまに印象的なオークどもが俺の前に現れては散って…
スランプなんて甘え。はっきりわかんだよね。何が夏風邪だよふざけんなよ。で、えー、そうだ、『シャドウ・オブ・モルドール』をクリアした。本作は主人公タリオン氏の残虐ファイトぶりと、オークどもの愛らしい仕草を愉しむゲームであるが、一点だけ、残念…
五百字にも満たないカスみたいな状況が二週間も続くなどかつてなかったことだ。なにもかも豪雨と咳が悪い。俺は悪くない。何もかも俺以外のすべてが悪い。俺は悪くない。悪くない。悪くない。あああああああああーーーーーーーーーるぅいいいいいいいいいい…
たとえば『夜天を引き裂く』における超常現象は、この世界を「全人類が共有して見ている集団幻覚である」と定義づけることによって実現を見た。今はたまたま神骸装レフィシュルの意向によって例外なき絶対の物理法則が支配しているように見えるが、それは世…
最も美しく危険な公式として名高いE=MC2であるが、調べてもアインシュタインパイセンが天才過ぎて何言ってんのかぜんぜんわからん。だが、ほんの少しの物質が百パーセントの効率でエネルギー化されるだけで、核兵器以上の熱が発生するというあたりを読んで、…
わかった。こうしよう。雷魔法は、その存在自体は知られてはいるものの、常人には完全に制御不可能な代物であり、「隠された第五元素」という扱いで「四大元素」からは外れる感じにしよう。劇中で雷の槍を投射した人物は、世界でただ一人だけ雷魔法を制御す…
風や土とてそうである。単一の原子ではなく、さまざまな種類の原子の混合物のはずだ。そして中世レベルのシロガネ世界がそれを認識しているはずがない。よって「認識=アンロック」プランは通らない。ではどうするのか。あくまで四大元素しかないと仮定する…
ファッ!? 近所の川が氾濫しとるやんけ!!!! おいぃぃぃぃぃぃ、マジで勘弁しろよ何なんだよ雨あがった二日後に不意打ちのように氾濫とかマジでやめろよ空気読めよ豪雨!!!! 世間はもうおまえのことを過去にしたがってる感じなんだよバカ野郎なに自己…
言い換えるならば、なぜ敵の肉体に直接電撃を発生させてはいけないのかということである。そうでなくとも、なんか電気なんだから、敵を追尾するような感じで迸らせても良いはずである。なぜ「電撃の槍」を「射出」せねばならないのか。例えば、変換生成でき…
今日も今日とてウィキペディア先生につきまとっていたわけだが、諸原子の性質がいかなる要因によって成立しているものなのかという答えは見つからなかった。中性子と陽子と電子のそれぞれの数の違いによって原子の性質は決定されているのか? ということは「…
謎の体調不良に異常豪雨が重なってえらいことになった。避難警報ですよ奥さん。なんか近所の公民館にいかなきゃならなくなりましたよ。しかし俺は連日の四大元素考察によって下顎は愚か頸椎までまるごと爆発四散しており、その姿はジャミラそのものであった…
【訃報】バール氏、原因不明の体調不良で無事逝去。
たとえば、「雷」は電子の移動現象で、「火」は可燃物の酸化反応に伴う発熱や発光である。どちらも「雷」や「火」という物質が存在しているわけではない。ゆえに無からいきなり雷や炎が発生しても精霊力を考えれば不条理感は薄い。だが「風」「水」「土」は…
駄目だ。ずのうがばくはつしすぎて俺の頭部はもはや下顎だけになってしまった。露出した舌が芋虫のようにのたくっておる。あああああうううううう。どうすればいいんだ。そもそも雷の精霊力は電子をくっつけたり離したりを自分の意志で行える原子核のような…
物象が精霊力に変換されるとはどういうことか。減るのか? 精霊力を生み出したら? それはなんかちゃうんちゃう? 水の精霊力を生成するたびに水が減るんだったらおめー、干上がっちゃうでしょ世界。というわけで「双方向の変換」ではいけないということが判…
仮に使用済み精霊力は自然消滅すると仮定しよう。それだけでは世界に満ちる精霊力は減る一方なので、増やすメカニズムをでっちあげなくてはならない。まぁ、物象から精霊力が生ずる、という考え方で良いのだろうか。水場では水の精霊力が満ちているし、溶岩…