螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

あと洋ゲーにしては女性キャラがけっこう美人だったのも評価したい

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 とまぁ、プレイヤーごとにまったく異なる展開を見せるであろう筋書きなきドラマが熱いゲームであった。これ以外にも、小隊長になった時点では長所を何も持っておらず、弱点しかなかったボルグ氏の涙なくしては語れない成り上がり物語とか、めちゃめちゃイカした兜をかぶっていて見た目めっちゃ好みだったけど、支持者集めのために雑魚オークをシメようとしたらレベル20なのに事故のようにあっけなく死んでしまったフェグラト氏など、忘れえぬオークたちが多数自動生成されていたものであった。モルドールという暗黒の大地で、ひたすらにオークどもとキャッキャウフフするあまりにもニッチなゲームであったが、満足度は高い。あと本作最重要人物たる幽鬼ケレブリンボールであるが、彼は本作のオリジナルキャラクターなどではなく、『指輪物語』の前日譚たる『シルマリルの物語』において実際に登場する人物であり、制作陣のトールキンガチ勢ぶりが伝わってきて俺はほっこりした。そんなとこからネタ引っ張ってくるのかよ!! 映画の人気にあやかった便乗キャラクター商法などではなく、マジでこれを作りたかった感がひしひしと伝わってくる。

 

 時間切れ。

 

(こうなると、本作の続編であり、より集団戦闘がパワーアップした『シャドウ・オブ・ウォー』も当然やりたくなってくるが、その前に『閃の軌跡3』をクリアしとくべきであろうと俺は思った。ところが……)