螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

オヤオヤ、最強軍団長様もこなっちゃあ形無しだなぁオイ?

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 さて軍団長は最大で五人までの小隊長を傘下に収められる。モッグ氏に付き従う小隊長は五人すべてが俺の息のかかった者たちだ。しかしこれでもまだ足りぬ。そこで、在野の小隊長のうちトゥゴッグなる名の男にめをつけた。こいつはなんか鳥っぽい兜をかぶっており、遭遇した時には濃厚な中二的メンナク的セリフを吐くので俺の腹筋を常に崩壊させてきたナイスオークであるが、彼を洗脳して軍団長に据え付けることにした。まぁ、そこまでの道のりがけっこう長く険しかったのであるが、どうにかして軍団長にのし上がることに成功するトゥゴッグ氏。本人はもちろん、傘下の五人の小隊長もすべて俺の手の者である。さぁ――復讐の時は来た。トゥゴッグ氏に、モッグ氏への宣戦布告を命ずる。やがて、トゥゴッグ軍とモッグ軍の戦いの火ぶたが切って落とされた。残念ながらトゥゴッグ氏のレベルはモッグ氏よりかなり低く、自信満々のご様子のモッグ氏。そして両軍、鬨の声を上げて激突したまさにその瞬間、俺は拳を振り上げて念波を飛ばした。裏切りの命令である。この瞬間。この甘美なる時だけを夢見ておぜん立てを整えてきた。モッグ氏の護衛五人が一斉に裏切る。すなわち十一対一の虐殺が始まったのだ。

 

 時間切れ。

 

(モッグ軍の雑魚オークは変わらずモッグ氏に従っているが、それでもボス格のオークが十一人も一か所に集まってモッグ氏の首を狙って突き進むさまは壮観という他なかった。俺は最高に下種な高笑いをした。いつまでも収まらなかった。「敗北が嫌い」が発動してもなすすべもなく嬲り殺されてゆくモッグ氏を見下ろしながら、俺はワインとチーズを嗜んだ。そして悪酔いした。俺ワイン合わないんだったうぇっぷ)