螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

でもレベルキャップが20は低すぎると思った。99あってもいいと思う

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 洗脳スキルがアンロックされた瞬間から、本作はオーク育成シミュレーションゲームと化す。その過程で、さまざまなドラマがあった。ストーリーの本筋とは一切関わりのない、筋書きなきドラマだ。そしてさまざまに印象的なオークどもが俺の前に現れては散っていった……。最強オークと俺の中で名高きクラコルン氏は、その後めでたく軍団長に就任したは良いのだが、その後実に意外な最後を遂げる。〈血の斧〉モッグ氏である。こやつは最初、タリオン氏の前に敵として登場したのだが、そのあまりの強さに何度やっても歯が立たなかった。レベル以外にも、強スキルによっても戦闘能力は変化しうるのだ。圧倒的威力の攻撃に、こちらのコンボのフィニッシュムーブを阻害する「熟練の戦士」スキルを持ち、弱点は「火が怖い」という、利用するには状況が限定されるスキル構成であり、極め付きの難敵であった。そしてツラがクソムカつく。こいつに殺されるたびにフラストレーションが溜まっていったものである。だが――クラコルン氏がいるじゃないか!!!! 古なじみの古豪をぶつければ、いかなモッグ氏といえどもひとたまりもあるまい。

 

 時間切れ。

 

(しかもクラコルン氏は遠近両方で戦える万能戦士であり、一方モッグ氏は「遠距離攻撃無効」のスキルを持っていなかった。これは……勝てるはず! 俺はそう考え、両者の対立をあおった。かくしてオーク頂上決戦の火ぶたが切って落とされたのであった)