螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

とりあえず俺を殺した功績でのし上がりやがったあの野郎を殺す(使命感)

f:id:beal:20180512233137j:plain

 本作『シャドウ・オブ・モルドール』は、主人公タリオン氏がめっちゃすごいソードカラテを修めているため、まぁ、並み居るオークどもをばっさばっさと薙ぎ払うアクションゲームとしての側面も確かにある。だが、俺が惹かれたのはもう一つの側面だ。本作は人類史上はじめて制作された、オーク社会のシミュレータなのである。どういうことか。本作はオープンワールドゲームである。通常、この方式のゲームは、主人公の周囲のフィールドのみがアクティブとなって時間が経過し、イベントが展開しているのであるが、本作は違う。主人公がいない地域でもオークたちはお構いなく日々を生き。抗争し、地位を奪い合っているのだ。オーク社会は決闘による地位の簒奪が横行する殺伐ソーシャルなわけであるが、主人公が特に何も介入せずとも彼らの権力構造は時間の経過とともに変化してゆくのである。また同時に、主人公が何もしなくとも奴らはレベルアップしうるし、死にうるのである。小隊長以上の地位のオークどもにはすべて固有の名前と異名が用意され、というか見た目も装備もスキルも弱点もランダム生成されるのだ。

 

 時間切れ。

 

(これは何を意味するのか。プレイヤーごとにまったく異なるオーク社会が構築されるということである。いまだかつて敵キャラをこんなアプローチでキャラ立ちさせたゲームが存在しただろうか)