螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

ええで! ただし漫画を読むには向いてませんが。

 あそこまで設定上・ストーリー上重要な人物が、実際の戦闘シーンであそこまで何の見せ場もない事例はちょっと思いつかないレベルである。その他のどーでもいい噛ませ敵より見せ場がないとかどう考えてもおかしい。理由を考える。シンがケンシロウと戦ったのは二度だ。一度目は過去の回想での勝負であり、その時はシンの圧勝で終わっている。ケンシロウは何もできなかった。そして再戦では結果は全く逆である。ここに何か意味があるのではないか。実際のところ、一戦目から二戦目までの間にケンシロウの実力がそう大きく向上した感じはしない。この時点ですでに北斗神拳伝承者であったわけだしな。では何なのか。執念補正、なのではあるまいか。シンはことあるごとに執念超大事と語る執念マンであり、初戦時もユリアを奪い取るという執念で動いていた。しかし再戦時には、えーと、なんだっけ、後付けで五車星にユリアを託した後なんだっけ。つまり自分ではユリアを守り切れぬといういかんともしがたい現実に直面した後だったのである。執念も萎え萎えである。一方そんなことは知らないケンシロウ

 時間切れ。

(ユリアを取り戻そうと執念ビンビン状態である。これが勝敗を分かったのではないか)