螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

アーカードと脳噛ネウロについても考察する必要があろう

 書いてても面白くないのだ(唐突)。しかし相変わらず、それが本当に面白くないのか、それとも今俺が何を摂取しても面白いと感じないモードなのか、さっぱり区別がつかないのだ。この状態は時間を置いたりインプットを重ねたりすると解消されることもあるが、されないこともあるため始末が悪い。話の焦点を整理しよう。王国編の本当の目的は王国を救うことではない。それはおまけだ。来たる帝国編に備え五人の絆をしっかりと深めることこそが目的なのである。しかし、正直に言おう、奴ら癖がなさ過ぎてあまりにも簡単にこの目的が達成されすぎるのである。対立→解消→和解→なんかいい感じ。的な。そういうことができないのだ。化け物級のコミュ力を持つイケメンがいるせいで、人間関係トラブルはだいたい未然に防がれる、というか、正直そういう人間関係のこじれを俺があまり面白く感じないのが問題なのだ。面白くない題材を書こうとしているのだからおかしな話である。うーあー、そしてオーク相手に無双してるシーンが面白くない。勝つに決まってんじゃんそれー。あー、今時間きたけどもうちと書く。俺TUEEEE系物語のインプットが足りないのではないかと思う。例えば『オーシャンまなぶ』がなぜ面白いのかを説明するのは簡単だが、『ワンパンマン』がなぜ面白いのかを説明するのは非常に難しい。慎重な勇者の物語とて、タイトルこそ俺TUEEとあるが、実際には詰んでる状況を機知と度胸で切り抜ける物語であり、本当に何の苦難にも会わないわけではないのだ。本当の意味で主人公がチート能力で無双するだけの物語って果たして存在するのだろうか。存在はするのだろうが、それが多くの人間に認められるものなのだろうか。だが『ワンパンマン』は厳然と面白いのである。しかし正直に言おう、サイタマ氏は果たして主人公なのであろうか。物語の定義を「主人公が目的を達成するために障害に立ち向かうさま」とするならば、彼は主人公などではないのではないか。目的:趣味でヒーローやる。すでに達成されているのである。それ以外の目的らしい目的は特にない。彼はもはや現状を打破するために頑張る必要がないのである。それを主人公と言っていいのか。しかしサイタマ以外の誰が主人公なのかと問われれば、非常に返答に窮する。えーと、話がずれたぞ。とにかく勝てるとわかりきっている戦いをどうやって面白くするかだ。勝敗以外のところでなんらかの驚きがなくてはならないだろう。つまり何らかの新しい情報を常に発せているのなら勝ち確の戦いも描く意味が生まれるだろう。漫画やアニメならば映像的な面白さもあるので問題はないのだ。問題は小説なのである。俺TUEEE系小説をもっと読まねばなるまい。あー、えー、結論:がんばろう。