螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

※個人の感想です

 唐突にキャラクターとしてのキリストの話をしよう。まぁ、日本人はあんまキリスト教化されなかったじゃないですか。サブカルチャーとかで、なんかファンタジーとかだとキリスト教的宗教はだいたい押しつけがましくて独善的で残虐みたいなイメージで描かれること多いじゃないですか。まぁ、俺も特にキリスト者でもなんでもないというか無宗教ですが、いったいなぜこのキリスト物語は全世界の人々を熱狂させているのか、その理由にはやや興味があったわけなんですな。でまー、最近思ったのよ。紀元元年にキリストはんが現れるわけじゃないですか。まぁキリスト教の発祥はもうちと後なんだろうけども、「俺たちは本来地獄行き確定だが、それをどうにかするためにキリストパイセンが犠牲になってくださったのだ」この教えはかなり衝撃的だったのではなかろうか。当時の人々の宗教事情を考えるとさ、まぁ北欧神話とかギリシャ神話とか、そのへんのアレじゃないですか。あいつらマジでただのDQNですよねぶっちゃけ。クッソ機嫌のいい時には鼻ほじりながら助けてくれることもありますけど、基本理不尽な理由で人間にひどいことばっかしてるじゃないですか。なんでまたそんなDQNキャラにしちゃったのか、これはこれで不可解ではありますが。ともかく俺たち人間のためにそこまでしてくれる神が果たして今までいたか!? 身銭を切ってくれる神がいたか!? ってなったと思うわけですよ。この悲劇性を帯びたヒロイックなキャラクター造形の巧みさは、当時もはや天地がひっくり返るような衝撃だったのではなかろうか。俺でもちょっとカッコイイって思うもん。そらちょっと独善的にもなりますよ。キリストパイセンマジリスペクト勢からしたらおめー、他の神話の神を報じてる連中とかマジ頭おかしいとしか思えませんわ。おいフザけるなそんなDQNあがめてんじゃねーよアホかそんなん悪魔だ悪魔ってなりますよ。多神教の神々はマジで言われてもしょうがないことをしてますよ。そして特にオチもなく唐突に終わりますよ。