螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

なんという片手落ち

 欠陥とは何か。それは本作がノーマルエンドまでしかやらないことである。お前、それ、お前……! どういうことか。えー本作は主人公が高校二年の際に一年間だけ都会から引っ越してきて、でそこで殺人事件に巻き込まれる感じの物語なのだが、エンディングには二種類あって、ノーマルエンドとトゥルーエンドですよ。で、ノーマルエンドは十二月の終わりごろに事件の黒幕を倒して、図らずも世界を救っちゃったりし、その後平和になった世界でなんか切ないボーカルBGMとともに仲間たちと過ごす最後の数か月を過ごしたのちエンディング、という構成になっている。まぁ、これはこれで綺麗に完結しているし、とても感動するのだが、しかし別にトゥルーエンドが存在する。なんか初見では達成不可能なメンドクサイ手続きを完遂すると、主人公が都会に帰る前日にあるイベントが発生し、実は事態が根本的には何も解決していないことが判明するのだ。そして現れる真のラスボスを倒してエンド、なのであるが、この超重要な真ラスボス戦がアニメではまるごとカットされているのだ!!!!

 時間切れ。

(真ラスボスの姿はところどころ背景で描かれているにも関わらず、だ……!)