螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

ところで記憶と少々違った


 ところでこないだ言及した『コード:ベロニカ』の吹き抜けにぶら下がってる謎の肉塊人形の姿をどうしてももう一度見たくて、ニコ動でゆっくり実況プレイを見始めた俺であったが、その、なんといいますか、それなりに古いゲームで古い動画であるために、こう、コメントのノリがめっちゃ懐かしい。なんだこの、この、純朴とすら言える感じは!!!! なんか、動画に自分のコメントが表示されるということがまだ新鮮さを失っていなかった時代の無邪気さがそこにはあった。これを見ると、最近のコメントは洗練されているなぁと思う。何の意味も生産性もないクソの極みとも言えるニコ動のコメント文化であるが、そして絶え間なく入り浸っていたからその変化に気付けなかったわけであるが、まぁ、クソであるという点に違いはないにせよ、より優雅で品位の高いクソになっているのである。その文化的進歩をまざまざと体感して、俺は少々感動した。その無意味さ、無益さ、素晴らしいと思う。ネタでも皮肉でもない。無益なものは、素晴らしい。有益なものというのは、目的として純粋じゃないわけですよ。

 時間切れ。

森見登美彦作品でも、登場人物がよく「無益なことしかしたくない」とか言ってて、実に共感することしきりである。人生とはどれだけ無益なことができるかの戦いであるとすら思う)