螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

プライムビデオでペルソナ4有料化されてる案件に泣いた

 『偽物語』の下巻を読了してマジでみつをのシャドウみたいなテンションになってしまった。どうしよう。虚無すぎる。感動するという才能が枯渇してしまった。なんてことだ。そしてみつをシャドウに共感し始めてしまった俺は、ネット上で久保美津雄とのバトルシーンの動画を探し、見つけた。『ペルソナ4』のアニメ版は、原作ネタをうなるほどぶち込んでアニメとしてまっとうに面白い傑作中の傑作であったが、唯一苦言を呈するならば美津雄のキモさをまったく再現できていないところである。アニメ版の美津雄はもう、なんだよあのイケメンはよ、と思ってしまった。姿勢をキッチリして笑っていれば普通にイケメンじゃねえか!!!! あんなの俺たちの美津雄じゃねえ!!!! 原作美津雄の顔グラのキモさたるや、俺は正直かなり恐怖を覚えたほどのものであり、人類史に残すべき素晴らしい芸術である。特にこう、わかりやすく醜い、というわけではないのだ。だがにじみ出るように発生られる得も言われぬキモさ。そして行きなり初対面の雪子氏に告白する行動。コミュニケーションできなさ。パーフェクトなわけだ。で、美津雄のシャドウの声も素晴らしい。ボイスチェンジャーめいて声質が本物から変化しているのだが、よく聞くとその奥で

 

 時間切れ。

 

(完全に無感情な普通の声が同時に発せられているのである。ものすごい違和感というか異様感。けっこう衝撃的だったのだ。だが――アニメでは、このボイスチェンジャー要素はなくなり、シャドウも普通にしゃべってた。俺は泣きながら服を脱いだ)