ゼグコロシタイヨォ……ゼグコロシタイヨォ……
アンタゴニアス119話をアレする。あのー、ゼグがなんか生きてる。死ななかった。どうすんだ。最初の構想としては、アーカロトが到着したときにはもうゼグは瀕死で、アーカロトに看取られながら「あいつらは無事だよな……? 俺の戦いは無駄じゃなかったよな……?」って聞くんだけど、アーカロトは嘘とかヘタクソだから、空虚なうすら寒い肯定しかできなくて、で、ゼグはその様子からなんとなく子供たちの末路を察するんだけど、それを認めたらあまりにしんどすぎるので、「そうだよな……ハハ……はやく合流しねえと……」って空虚に笑って、アーカロトも、クッソヘタな演技でそれに合わせながらゼグは息絶えて、「最期の時、二人の間で、真心から出た言葉はひとつも交わされなかった」という寒々しい地の文を入れて終わり、みたいなことを考えていたのだが、「到着したときにはもう手遅れだった」というパターンをすでに二回も繰り返しているので、三度目はさすがにないだろうという判断に至ったのであった。でもそれじゃあアーカロトをいじめたりないじゃないですか。とにかくゼグは殺す……殺すが……今回ただ殺すと決めただけで、具体的な日時の指定まではしていない……そのことをどうか諸君らも思い出していただきたい……つまり……我々がその気になれば……ゼグの死は十年後……二十年後ということも可能であろう……ということ……っ!
時間切れ。
(だがそれはそれとしてアーカロトのメンタルは殺す)