螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

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 『不見の月 博物館惑星』を読み始める。あのー、なんか地球を挟んだ月の反対側の衛星軌道上に存在する人造衛星(文字通り「人造の衛星」であって、いわゆる人工衛星ではない)を舞台にしたSF小説であり、そこでは宇宙のありとあらゆる「美」が収集され、管理され、展示され、栽培され、飼育されている。そんな博物館惑星で起こるなんやかんやの事件を描くシリーズであり、本作は第二巻だ。第一巻はかなり昔に読んだが、その恐るべきセンスオブワンダーぶりに俺はたいそう感銘を受け、心の師匠として密かに崇敬していた。まぁなんつぅか、すごい平和な世界なんですよね。特に戦争もなく、異星人の侵略もなく、人々はそれなりに豊かで、物質的にも経済的にも危機は迎えていないようだ。なにしろ「美」を収集する人造衛星などこしらえるぐらいには余裕のある社会であり、描かれる事件も血生臭いものはない。そんなバイオレンスのバの字もない作風で、奇想と人間ドラマのみによって俺の魂を打ち抜いたのであった。しかしよく考えて見ると「博物館惑星」というタイトルおかしくない??? 衛星じゃない??? まぁでも「博物館衛星」よりは「博物館惑星」の方がワクワクするタイトルであることは認めるけど!!!!

 

 時間切れ。

 

(クソイチャモン男である俺がそんなクソどうでもいいイチャモンしかつけることができないのだ。押して図るべしである)