螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

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ケイネス先生の聖杯戦争第四十九局面

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 それを聞いてさすがのケイネス先生もこめかみがビキビキきますよ。「これまで散々苦労させておきながら、いざ勝ち残ったら聖杯が欠陥品なので使えません、だと? ずいぶんと誇大広告を掲げておびき出し、壮絶な無駄骨を折らせてくれたものだな遠坂の」「そういわれてもな……」まぁ、ここで怒りをぶつけるべきアインツベルン勢はことごとく死に絶えているので、ともかく気持ちを切り替えるしかなかった。願いを曲解して悪しき用途にしか使えない、と言うが、しかしどう解釈しても悪行には結びつかない願いとてあるだろう。たとえば「金をくれ」とか。この場合汚染聖杯はどういう挙動を取るのか。どうもよくわからん。うーん、世界中の物質/非物質問わずおよそ金銭と呼べるものがすべてこの場に集められるのか? それならまぁ世界中大迷惑で世紀末的な情勢になりそうだが……そういうことなのだろうか。わからん。なので無意味な願いをして聖杯を使い潰し、この世からお引き取り願うという策はリスクが大きすぎるように思える。ではどうするか。「大聖杯を破壊するよりほかにあるまい」

 

 時間切れ。

 

(要するにこのスランプは、俺が今書いているシーンにまったく魅力を感じていないことが最たる原因であるように思う)