螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

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月は無慈悲な夜の女王(物理)

 アンタゴニアス58話をアレする。あのー、ついその場の勢いで第二大罪の担い手を史上空前の虐殺者にしてしまった。罪業変換機関を生み出した罪じゃないのかよ!! と思ったんだけど、そんー、何と言いますか、すべての元凶となった第一大罪や、全人類から日の光を永遠に奪った第五大罪に比べて、「罪業変換機関を創造した罪」ってなんか大人し過ぎない??? とか思ってしまったのである。しかしなんだ、本作では罪の量の数値化を行う。窃盗よりも殺人のほうが数値は上だ。では……では、たった一人の人間を殺した罪と、全人類を一発ずつビンタした罪は、どっちが重いのか。どっちがより多くの熱エネルギーを生み出せるのか。ということを考えて夜も眠れない。感覚的には前者のほうが重いように思えるが、一人を殺す罪と一人をビンタする罪を比較した場合、その比率は一対七十憶よりはゆるやかなものになると思われる。つまり、被害者に与える苦痛の量を考えると、やはりビンタ罪のほうが重いのではないか? という考えになるのだが、アンタゴニアスの世界ではこのあたりの矛盾、というか感覚に反する罪業数値化をどう処理すべきなのだろう。

 

 時間切れ。

 

(罪業変換機関は、罪人の具体的に何を検知しているんだ?)