螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

ファントム・ジ・オペラ氏、モーション改修されねえかなぁ……

「王国がため、森を守らんがため、いまこそお前を取り戻そう――〈月輪に轟け我が悲吼(ダーバーヴィルズ)〉!」

 それは、ギデオンを本来見初めた神統器(レガリア)。
 ダーバーヴィルズ家の嫡子に責任と権威を宿らしむる、霊威帯びたる大型処刑剣。切っ先は丸みを帯びており、刺突には使えず、また重心が先端に寄っているせいでギデオンの精妙な剣技とも相性が悪い。だが――その力は王国を守る不壊の盾たるに相応しい破格の性能を有していた。

「生きるとは、苦しみなり。我々は永遠に苦しみ続ける。だが、それでも!」

 〈月輪に轟け我が悲吼(ダーバーヴィルズ)〉を、薙ぎ払う。
 その斬撃の軌跡が、漆黒でも闇色でもなく、虚無の黒に染まった。
 処刑剣の刃が通った空間が、時間を止め、光すら抜け出せぬ領域を形成しているのだ。

「それでも時よ止まれと――それでも今この瞬間こそが最上であると――そう確信できる輝きは、生の中にこそあったのだ!」

 それが、ギデオン・ダーバーヴィルズという男の――すでに生を終えてしまったアンデッドの、魂の咆哮であった。

 あぁー、本日の可処分時間はダーバーヴィルズの形状と能力をひねり出すだけで終わってしまった。名前についてはこれでいいと思う。なんか、fgoで、オペラ座の怪人がサーヴァントになってんだが、その宝具が「地獄にこそ響け我が愛の唄(クリスティーヌ・クリスティーヌ)」というエモ全開な名前なので、なんか引っ張られた。宝具の名前だけで言ったらたぶんこれが一番好きかも。で、見た目。処刑剣。これは……うーん、どうなんだろうか? がーんだな、剣と剣でかぶってしまった……。となるのだが、しかしレガリアっつったらお前、権威の象徴であるわけで、そんなマイナーな暗器とか、そんなんではいけないと思うのですよな。しかし処刑剣? エクスキューショナーズソード? それはそれで、権威の象徴には不適格と違いますか? 処刑人は社会的地位は低いやろ、現実では。うーん、でも、戦斧というのもギデオンのイメージに合わんし、盾というのも、なんかなー。それだとギデオンは剣と盾の勇者スタイルになってしまうわけだが、なんだろう、俺はこのスタイルに外連味を感じられないでいる。なんか守りに入るのは、雑兵とか、名もなきモブならば防備を固めるのも独特のカッコよさがあるが、ギデオンはもっと攻撃特化であってほしいというか。

 

 時間切れ。

 

(とりあえず処刑剣は仮決めなので、なんかこれええんちゃう? みたいなのあったら言ってくれるとうれしみ)