マジでただの炭酸飲料としか感じなかった。体調に何の変化もなかった。
斬撃のみが現実化し、魔導大剣へ幾筋も切れ込みを入れる。それらは浅く、即座に煉獄滅理の展開を阻害するわけではないが、遠からず深刻な存在を与えるであろうことは明白だった。
だが、血の神アゴスは抵抗できない。生前の身体操作感覚に絶対的に縛られている王鬼は、液状化するなどという方策をとることができず、拘束され続けるしかない。――神統器(レガリア)を手放してくれゝば楽であったのだがな。総十郎にとり、敵の守りの中で警戒に値するのは〈終末の咆哮(ワールドイーター)〉だけである。不滅の概念を湛えたこの奇怪な物質だけは、いかなる手段をもってしても無視して突破することができない。
だが――血の神の体を形成する汚染幽骨ならば。ただ[周囲とは物理法則が異なる]、[六本腕の神の形をした世界の果て]というだけの代物であるならば。
龍式は、容易に突破しうる。
それは世界という枠組みを斬り裂くための
ほんでな、どうしても寝っ転がって本が読みたい俺は、高濃度カフェインポーションたるモンスターエナジーパイセンを人生で初めてキメて仰臥読書メント行為に挑んでみたわけよ。したらお前、あっさりと寝てしまったわ。ッかぁーッ!!!! 使えねぇなぁオイ!!!!! なにがモンスターだよ大したことねーなオイ!!!!! まぁでも、いつもはに十分と経たずに寝落ちするところ、それ以上に保ったので、効果がないことはないのか、それとも『風の白猿神』が面白かっただけなのか。わからん。
「カンパネルラの憂い」で、フィンとトウマがお互い振り返ったシーンのラフ画が届いたわけであるが、なんだ、この時点ではトウマが異世界から召喚された主人公であることは伏せて、「この世界の魔法使いですが何か?」みたいなツラをさせておきたいので、ローブの前は閉じておくべきでは、という気がしているのだが、しかし閉じないほうがカッコイイよなぁ、という気もしている。ローブの下のファッションがシロガネ世界のものに見えるかと言われれば、見えないこともない。ただ、ラフ画ではよく見えないが、彼のつけている手袋には電子回路っぽいものが走っており、その時点で近未来サイバーアトモスフィアが出てしまっている気はするので、それ以外に読者にヒントを与えたくない気もする。どうすべきか。意見が聞きたい!!!! 時間切れ。
(うぬーん、これで九枚目。そろそろ折り返しである。俺も急がねば)