最適解行動を取ったうえで発生する悲劇でないと胸に迫ってこない

　破、視聴完了する。愉悦！！！！！　友達を自分の手で殺して慟哭する主人公、いいですねえ！！！！　愉悦回路がぎゅんぎゅんよ！！！！　いや、意味わからんすわ。なんで序は「ムカつく」で破は「愉悦！」なんだよ。いや……序はお前、周りの大人たちがもっと望まぬ命がけの戦いを強いられて憔悴しまくってる子供に対して当たり前の思いやりを発揮できていれば普通に余裕でもっとマシな状況にもっていけたよね？？　何やってたの？？　お前ら今までの人生で何やってたの？？　その人生経験は飾りか？？　自分の感情を制御できない奴が大人を語るなよ？？？　あ？？？　という感じであったが、破の悲劇は冷徹で合理的な判断に基づくものであり、「みんな精いっぱいやったよなぁ」という納得感が根底にある。シンジくんはエヴァ乗るの嫌少年から前進し、主人公として一皮むけてくれた。かっこいいぞ！！！！　輝いているぞ！！！！　大変に期待の持てるラストだったが、Qでまたブチ壊しになることは知っている。一体どんな風に台無しになるのか、不健全な興味は湧いている。しかし自分は登場人物が最適解行動を取ってくれないと本当にイライラしてしまう人間なんだなぁ。まぁ、最初から未熟な存在であることがはっきりしているシンジくんは

　時間切れ。

（「しゃーないしゃーない」という感じだが、大人たちに関しては看過できないのだ）