螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

ヒョギフ大統領の貴重な産卵シーン!!!!!!!!!!!

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年齢上がるにつれて伸びる能力、衰える能力いろいろあるとは思います。しかし「作品を面白いと感じる能力」だけは絶対に加齢とともに衰えるよなと感じている今日この頃です。「失われる若さ」&「インプットすればするほど見覚えのある展開が増える」のWパンチがつらい。バールさんのインプットうんぬんの日記読んでて思ったんですが、バールさん自身はそのへんどうですか。そんなことはない?

 うーん、どうでしょう。「年喰って感性が鈍磨する」ことと、「インプットしすぎて既知のものにしか出会えなくなる」ことは、厳然と分けて考える必要があると思います。俺は後者は強く実感していますが、前者に関してはいまだに懐疑的です。そんなことあるんかなぁ。例えば、夢枕獏先生は、どっかで「この歳になっても相変わらず世の中は面白いし俺の小説も超面白い」とかいうようなことをゆってましたし、まぁ身近な話になりますけどミニチュアゲーム会には俺よりかなり年上で、さまざまな物語について広範かつ深く、なにより楽しそうに語れる御仁がいたりして、ええなぁ、俺もこういうオッサンになりてえなぁ、と思うことしきりです。なんかこう、気の持ちようなんじゃねえの結局? みたいな気がしています。そもそもインプット過多による未知との出会いの消滅って、年齢に関係なく普遍的に起こっていることだと思いますし。子供だろうがジジイだろうが飽きる速度に違いはないのではないでしょうか。少なくとも俺は「年喰って面白いって感性がなくなったなぁ」と自己暗示をかけて負のプラシーボ効果を発生させることだけは避けています。それはアカン。絶対に。

 

 時間切れ。

 

(お勧めされて『その勇者、虚ろにつき』読み始める。面白い。しかし哲学的ゾンビは果たして「意志」を得ようと努力するものなのだろうか?)