螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

アイン氏が一番好きです。強いから。

f:id:beal:20181109232644j:plain

 まぁ、『魔法使い』の話ですが、本作の主人公はCランク魔法使いですわ。そして主人公が第一話で負かす敵魔法使いはB+ランクですわ。ここからわかるように、ランクは必ずしも絶対的な指標ではなく、パラメータ化できないその他の要因によって勝敗はひっくり返りうるものとして描かれている。まぁ、ドラゴンボールの戦闘力とは対照的ですな。基本的には、『魔法使い』のようなランクの扱いのほうが好きな俺であるが、ひとつ重大な問題がある。格下が技やフーリンカザンをもって格上を倒す。なるほど素晴らしい。劇的だ。カタルシスがある。しかし、そうゆうのでしか作劇ができなくなる恐れがあるのだ。つまり、本作におけるランクは、もちろん高い方が有利なのだが、それだけで戦いは決まらない、という存在なわけだが、そういう作品はおうおうにしてランクの低い奴の方がむしろ勝率が高くなってしまうという本末転倒を引き起こしがちである。まぁ本作はSランクのアイン氏のおかげで辛うじてこの暗黒面に落ちずに済んでいるが、あの兄弟がいなかったら「ランクが高いほど有利」などという

 

 時間切れ。

 

(設定は完全に破綻しているところであった。しかし、格上が順当に勝つ、などという展開を面白くするのは非常に難しい。どうすればいいのか)