螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

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リロイ氏のアレのデザインが、オリジナルと変わっている……?

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 『ラグナロク:Re 月に吠える獣』を読了する。【悲報】ラグナロク氏、ほとんど使われない。えー、本作の主人公、リロイ氏は、まぁ剣をメインウェポンにしておりまして、それがラグナロク氏ですな。こやつはなんかすごい古代テクノロジーによって生み出された〈ヴィーグリーズの遺産〉の中の一つであり、まぁ、斬撃器としてすごいだけでなく数々の超機能を備えているのだが、剣自身が意志を持っていて、リロイ氏にツッコミを入れたりする。本作はこのラグナロク氏の視点で描かれる物語であるが――びっくりするほど使われないのである。あれ、こんな使われなかったっけ? まぁ、リロイ氏は素手でも超人的戦闘能力があるので、そのへんのゴロツキ相手だと剣を抜くまでもないのはわかるのだが、一巻のラスボスであるカルテイル氏との戦いですら使われないとは……もうちょっとこう、なんか、さあ!!!! ただ、カルテイル氏の戦闘スタイルが、素手で引き裂く感じのアレなので、それに対して剣では、なんとなく据わりが悪いというか、あまり激闘感が出ないというか、そういえば凄腕双剣使いの〈光刃のアグナル(アグナル・ザ・グリームエッジ)〉氏との戦いでは思い切り使っていたので、やはり剣には剣じゃないと、こう、ねえ? あるんでしょうよ。

 

 時間切れ。

 

(ところでアグナル氏の扱いがオリジナルに比べてかなり良くなっており、俺は歓喜した。オリジナルでは、確か第四巻でリロイ氏と一度戦って、負けて、死んで、それで終わりなのである。もったいない! こんなにカッコいいのにもったいない! と当時の俺は嘆いたものであった)