ケイネス先生の聖杯戦争第三十五局面
ヴィマーナである。あのーなんか本編で、ランスロットの宝具化戦闘機と壮絶な空中戦を繰り広げたアレな。ヴィマーナを出して飛び乗るギル。天高く舞い上がる輝舟。はい詰みました。ディルムッドに遠距離攻撃手段はありません。上空から一方的に宝具を斉射してなぶり殺しです。不可解な回避能力とていつまでもつづくとは思えず、ここにサーヴァント戦は完全なる決着を見る。やはりディルムッドはギルガメッシュには勝てなかった。まぁ、当然の結果と言えましょう。順当順当。さて、ここで場面は別の場所に切り替わる。なんかランサーの奇妙な強化ぶりに危機感を覚えた遠坂時臣は、ひとまず協会の璃正氏と連絡を取り合い、令呪の委譲を要請。快諾される。ひとまず優雅に自家用車に乗って境界に向かう時臣。しかし、その前に、ひとつの影が立ちはだかった。ケイネス先生その人である。時臣は不審を覚える。何を期して姿を現した? というより、自らのサーヴァントが
時間切れ。
(戦っている真っ最中に、遠坂邸を見張っていたというのか?)