螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

満を持して登場した切り札なのに扱いが微妙すぎるアロンダイトェ……


 しかし言うまでもないことだが、この絶対的有利はバーサーカーアロンダイトを抜いた瞬間、立場が完全に逆転する。まぁ、まずランスロットという英霊自体が、一人の剣士としてはアルトリアを上回っていたと考えられ、そこにバーサーカーとして召喚された際の能力値上昇が乗り、さらにアロンダイト補正まで乗っているのだ。白兵戦に関係するパラメータはすべてEXランクに到達していたとしても俺は驚かない。間違いなくサーヴァントのレベルすら逸脱した死の暴風雨であり、こんな怪物をディルムッドが正面からまともに武力的打倒を成せる確率は絶無であろう。しかし。しかしである。この場合、ディルムッドはバーサーカーに勝つ必要はない。雁夜おじさんが魔力切れして枯渇死するまで耐えれば良いのである。恐らく十分もかからないのではないか。耐えるだけなら、可能だろうと俺は見る。というかセイバーは実際に耐えた。バーサーカーの正体を知り、打ちのめされ、泣きながら許しを請うだけの士気崩壊状態となっていたセイバーすらできたのだ。より冷静に対応できるディルムッドにできぬはずがない。とはいえさすがに

 時間切れ。

(百パーセントとはいかないだろう。それにしてもセイバー対バーサーカーの決着シーンは、俺が『Fate/zero』に対して唯一不満を抱いたシーンである。どう考えてもセイバーが勝てるわけがないのである。魔力切れの自滅ではなく、ちゃんと剣をブッ込んで止めを刺しているのだ。いや、なんでだよ!! おかしいだろ!! 納得のいく理由を脳内にでっちあげられないのだ)