螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

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ケイネス先生の聖杯戦争第十三局面

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 さて……これまで俺はどうにかしてライダーと同盟できないかと頭をひねってきた。しかし、ダメだ。それは無理だ。無理筋だ。まず、ディルムッドがイスカンダルはんにこうべを垂れ、臣下の礼を取ったなら、いともたやすく味方にはなってくれる。しかし――それは、それだけはディルムッドも絶対に承服しないであろう。ディルムッドが傅くのは今生においてはケイネス先生ただひとりのみであり、いかにケイネス先生から命じられようがこればかりは従うまい。それは彼の戦いの根本を否定する行いであり、それだけは無理だ。よってケイネス先生がイスカンダルはんの臣下になる、という道筋を考えたが、これはライダー側が承服しないであろう。これまで徹底的に卑劣で冷酷な戦略を展開してきたケイネス先生は、正直視界に入れるのも厭うのではなかろうか。そういうわけで、もはや対決しかない。ここで雌雄を決そうではないか。しかしここでアイオニオン・ヘタイロイを攻略できないという事実がのしかかる。魔力の不安が解消されたランスロットが開幕アロンダイトを抜いたとしても、

 

 時間切れ

 

(ヘタイロイの皆さんは恐らく突破できない。調べてみたら、ヘタイロイが通常のサーヴァントと比べて劣っているのは「宝具を持っていない」の一点のみであり、パラメータ的には全く劣らないのである。中にはイスカンダルはんよりも武勇に優れた者もちらほらと混じっているらしい。いい加減にしてほしいものである。どんだけチート宝具なのよ)