螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

汁男優オーク殺すべし。慈悲はない。

一番気に入ったキャラは総十郎でした。彼がいないと話回んないのでひたすら便利やなーとは思いつつも、しっかりカッコよかったのはさすがです。バールさんの作品にしては珍しく真っ当に女子人気高そうなキャラだなと思いました(超失礼) ストーリー進行の大部分を担いながらも彼はシロガネ世界の主人公ではなさそうなので、本当においしいところは持っていけず地味に不遇な気もしました。本当に地味に。 次点がヴォルダガッダです。マッチングが不遇なのはラストのためにしょうがないとはいえ、個人的にはもうちょっと暴れてほしかったかもしれません。オーク=汁男優の固定観念を壊してくれたいい男でした。

  実際、他の二人に関しては、描写に四苦八苦していたのですが、総十郎だけはそうゆう苦労がほとんどなかったですね。作者の代弁者? というと語弊がありますが、まぁ作者目線でも便利なキャラでした。そして失敬な!ww 俺だって美形男子くらい書けていましたよ! 例えば……その……海坂とか……魔月とか……(あまりのモテなさそうさに目頭を押さえる)。不遇というのは確かにそうですね……フィンが、感情移入の対象として成長し、第三の敵役を改心させる役割で、烈火が単純に超暴力で黒幕だかラスボスだかをぶっ飛ばす役で、総十郎は第三の敵役が悪に落ちる原因となった王国という環境そのものを変えて解決する役割、を考えていたのですが、どうにも、「アレ」は終盤の展開として劇的な転機にはなっていなかったんですよねー。恐らく単独で強敵を撃破する機会に恵まれなかったのが、なんかそういう印象を残してしまう原因だったのだろうと思います。ラストバトルの順番を変えて、なんかこう、どうにかしたいかなぁ。そしてヴォルダガッダ! ありがとうございます! 俺もこいつはカッコよく描きたかったのですごいウレシイです!!!!

 

 時間切れ。

 

(ただまぁ、アレに覚醒したシーンが頂点で、その後特にいいとこナシだったのが作者としても残念でした……やはりラストバトルの順番を変えるか……?)