バール氏、自己の根本を否定するの巻
そうゆうわけで、『異修羅』書籍化の報を受けていてもたってもいられなくなった俺は、アギュギテムの宣伝記事を書いてしまったのであった。いや、正直悩んだ。noteにアギュギテムを投稿する際、今日の行いはきっと衝撃度を下げてしまうことだろう。だが――チャンスだとも思った。書籍化の報によって、今多くの人が『異修羅』について話している。そこにこの記事を投げかければ、なにがしかの宣伝効果はあるだろうと思った。そして――実際にあった。パルプスリンガー諸氏だけではなく、それ以外の人からもアギュギテムにフォローをもらったのだ。実際にはもう少し潜在的読者もいることだろう。そして宣伝記事の反応が気になりすぎて、今日の肝心の執筆はぜんぜん捗らなかった。無能すぎる……。あー、過去の回想で、刈舞が皇帝に謁見したときのシーンを描いているが、なんというか、ここで刈舞が世界の根源に関わる事実に勘づき、それが現在の狼淵対刃蘭の闘いに大きな影響を与える、みたいな流れにしたいが、いやもうこれ何度も言ってて耳にタコができますが、思いつかねえ!!!! もうね、俺は思わせぶりな伏線なんか貼ってもその内容あらかじめぜんぜん考えてないからね!!!! 後から矛盾を取り繕う狡知
時間切れ。
(にばかり長けている。こう、根本的に物語を作り出す能力に欠けている気がする。どうして俺はプロットが書けないのだろう)