螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

憎しみの地平に 血なまぐさい風が吹く

 遠藤陛下を搾取する極悪企業に襲撃をかける途上で、「こんなクソダサ頭巾じゃなくて餓天法師の仮面にしたほうが良くね?」という話が出たのでみんなでお着換えしたのち、俺たち遠藤陛下救出決起隊は一斉にビルへと殺到した。「殺せ! 殺せ! 殺せ殺せ殺せ! 一人も逃すな!」ショットガンと手斧を装備した餓天法師たちが逃げ惑う社員たちを次々とゴア死体に変えてゆく。こいつらは直接陛下の搾取に関与したわけでもないが、陛下を差し置いて自分たちだけ早めに仕事を切り上げてきたというだけで万死に値した。苦しませず瞬時に殺すというだけで充分慈悲深いと言えるだろう。「何の騒ぎだッコラー!! 勤務中だッコラー!! 愛社精神!! 成せばなる!!」すると、なんかいかにも気合と根性とか好きそうな体育会系パワハラ上司めいた存在が出てきた。名前を(職場の嫌いな奴の名を入れてね☆)という。「死に晒せやァァァァァァ!!!!」俺は樹精鹿を突進させ、その蹄で(職場の嫌いな奴の名を入れてね☆)を蹴倒すと、大跳躍ののちその顔面に靴底を叩き込んだ。砕けた歯が飛散する。「ぎ、ぎざまァ!! 何を……」答えず、俺は(職場の嫌いな奴の名を入れてね☆)の右手首に手斧を叩き込んで切断! 「グワーッ!」「遠藤陛下はどこだ」俺は唸るようにそう尋ねる。

 

 時間切れ。

 

(続かないったら!!)