殺す、という単語が普通に出てくることにも気概を感じる
『仮面ライダーゼロワン』第二話も普通にようつべに配信されてて俺氏歓喜するの巻。あぁ、ええと、面白かった。感想終わり。えー、えー、なんかこう、ヒューマギアと呼ばれる、まぁAI搭載アンドロイドが実用化されて、なんかめっちゃ仕事してる世界。たぶんベーシックインカムも実現している。で、なんか悪い奴らが善良なヒューマギアにウィルスを流し込んで殺戮マシーンに仕立て上げ、それを主人公がライダーに変身して止める、というか破壊するのであるわけだが、つまりヒューマギアそのものを救うことはできないのである。この世界においてAIは普通に感情(にしか見えないもの)を有しており、自分で状況判断して必要ならば嘘をつくこともできる存在として描かれている。で、そんな連中が暴走したわけだから、まぁ大方の予想としては恐怖にかられた人間たちがヒューマギアを弾圧したりして、本当の敵に気づくのは終盤になるかな、という予想をされがちなのだが、本作の凄いところはそういう「終盤に予測される展開」を第二話でもうすべてやり終えてしまった点である。ヒューマギアは別に悪くなく、本当の敵はウィルスを流している謎のテロリストどもである、ということが第二話の時点でもう社会に周知されているのだ。
時間切れ。
(すごいスピード感というか、「俺たちはアンドロイド暴走モノのテンプレ展開なんか長々とやる気はないぜ」という気概を感じた。いったいどうなるというのか)