衣食住ぜんぶいらなくなる、ぐらいしか利点が見いだせないな
というかね、「死にたくない」とかそういう後ろ向きというか、ただの臆病な感情を、仮にも魔王第四柱として恐れられる存在が抱いてほしくないというか、やっぱもっと積極的ななんかであってほしいのよ俺は。あのー、それでだ、ギアラドゥナは元人間で、で、自分の意思でアンデッド化し、「ええやんこれ!!」ってなって、それが小世界化に繋がったのではないか? 奴は全人類のアンデッド化という形で他の魔王たちの暴虐に苦しむ衆生を救おうとした。つまり全人類アンデッドな状態こそが奴の哲学における理想郷であるべきだ。ではなぜそれが理想郷なのか。アンデッドの利点として真っ先に挙げられるのが「寿命がない」ということであるが……うーん、人間だったころに尊敬する恩師がいて、その人はものすごい魔法理論を完成させて世界に産業革命的なものを起こしかねない偉人だったわけだが、歳食ったジジイだったので、理論の完成前にぽっくりおっ死んでしまいギアラドゥナは大いに落胆して「寿命とかクソだな」と思うようになった? うーん、なんかありきたりだな。もっとこう、アンデッドにそんな利点が!? と読者の度肝を抜けるような動機が欲しい。何か、何かないか。うー、うー、
時間切れ。
(なんか、書いた文章の途中に新たな文章を挿入しようとすると、新たな文章が元からあった文章を上書き消滅させてしまう謎の症状が発生しているのだが、対処法がよくわからん)