螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

五万字という数字に根拠はない模様

 アンタゴニアスがついに90話に至ってしまった。ここまで長くなるとは……いや、よそう、お前、俺はな、シロガネ王国編だってな、最初はさらっと終わらせて帝国編に行くつもりだったんだよ。あのー、五万字くらいの、中編ぐらいの気持ちだったんだよ。それが蓋を開けてみれば五十三万字で? 現在進行形で増え続けている? あほなのかな? 話をミニマルにまとめる才能がないのかな? いや、でもね、正直、正直言っていいですか? 小説ってさ、長い方が面白くない??? あのー、まぁ俺だってさ、ショートショートだか掌編だかを読むことはありますよ。で、そのとき感じた面白さが100だとして、長編小説が仮にその百倍の分量だったとして、感じ取る面白さは間違いなく1000越えてると思うんですよ体感的に。掌編小説で深く感動したことなんてマジで一度もねえよ。そんな分量じゃ、ちょっと気の利いたどんでん返しで驚かすぐらいが関の山じゃないですか。俺何か間違ったこと言ってますか。いや、これはお前、俺が掌編を楽しむ資質がないという、ただそれだけのことなのかもしれない。だがしかし、一方で分量こそがエモを担保する重要な要素であるという俺の発言を、ただの長編脳の戯言で片づけてほしくはない。これは絶対にある。長編の各要素の調和と統合によって

 

 時間切れ。

 

(もたらされるエモは明らかに加算式ではない。乗算式とまで言うつもりはないが、足し算の理屈では計り知れない相互作用を引き起こし、総和以上のエモが発生する。その領域に至るには最低でも五万字は必要なのだ)