螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

薄い水色が湖、濃い青が幽骨、黄色が琥珀天蓋、紫が魔王()の棺

「――むしろ成すべきは木侮金の理なり。代償なき勝利に慣れ過ぎた。小生もまた痛みを負う覚悟が必要であろうな。」
 総十郎は学ランを脱ぎ捨て、シャツを引き裂いて上半身を晒した。引き締まった均整美の極致とも言うべき肉体が現れる。
 そして、おもむろに軍刀くるりと持ち替え――
『ア……?』
 刃を腹に押し当てた。
『オイ……オイちょっと待て。何やってんだテメー』
「言ったであろう。お主と戦うために痛みを受け入れると――。」
 ――腹を召す際には、切っ先で突いてはならぬ。刃を当て、倒れ込むように全身の力で押すべし。
 大和男児(やまとおのこ)のたしなみとして、作法は頭に入っている。ゆえに、そのようにした。
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 ヴォルダガッダは、絶叫を上げた。
 何が起きたのかわからなかった。どうしてヤビソーが自らの腹を掻っ捌いたのか、ひとかけらも理解できなかった。

 だからつまりそのー、ここらでヴォルの感情の方向性を百八十度変えてみるという、そうゆうことをして、なんかマンネリの解消を図ろうかという。そういうアレであるが、仏法に帰依したヴォルが、ただあるがままを愛するとしたヴォルが、なにをしたら怒るかというと、命を粗末にすることなんだろうと思うんですよ。命に至上の価値を認めるからこそ殺すわけで、その自分に殺されるべき命を粗略に扱うことはさすがにキレ散らかすはずである。で、ここから自らのセプクをトリガーとして何らかの呪術を発動させるんですな。あのー、五行思想における「木」属性は、命全般も意味するわけですな。これを生贄にして、なんかのすごい呪法をアレするんだけどぜんぜん思いつかない。うぬぬ。

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ほんでな、しんどい=サンと挿絵の協議をしていたわけだけど、一枚くらいオブスキュア王国の風景画にしようという話になって、ほんでとりあえずシュペールヴァルグの概略図の書いてみたわけなんだけどさ、あのー、「フィン達が転位したあたりの平均的な森、ヘリテージの森、オンディーナの〈聖樹の大門〉、ヘリテージの屋上庭園、シュペールヴァルグ、エグランテリアのツリーハウス辺りが主要なランドマークだと思うのですが、1つイラスト化するとしたらどれがいいですかね?」という話になってくるわけなんだけんども、俺は決められなかった。どうしよう。なんか希望はないだろうか諸氏よ!!!!! 俺は全部書いてほしいぐらいだけどそういうわけにもいかないので意見を求む!!!!!!

 

 時間切れ。

 

(概略図、実際には湖の全周囲に大樹があり、そのすべてから幽骨および琥珀天蓋が伸びている)