螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

りょうしろんわからん

 うー、『エレガントな宇宙』を読んでいる。数式を一切使わずに相対性理論量子力学をわかりやすく説明している本ということで購入した。で、量子力学の章に入ったわけであるが、ここで俺氏、いきなりりかいできなくて頭脳が爆発する。問題はこうだ。内部の熱を完全に遮断するオーブンを仮定し、作動させ、その内部に電磁波を生ぜしめたとき、電磁波すべてが伝えるエネルギーの総量は、確立された計算手順に則ると「無限大」になってしまうのだという。もちろんそんなわけがないので、ここで古典物理学では説明のつかないものを説明するために量子力学が発明されようとしているわけだ。でまー、電磁波っていうのは名前の通り波なのだが、オーブンの内部で熱を伝える電磁波は、常に整数個の「山と谷のひとくさり」を持っていなくてはならないのだという。ここで理解不能になった。なぜ? なぜ整数個でないといかんのか? だってお前、波やぞ??? その波長が具体的にどの程度の長さなのか知らんが、整数だけに限定されるというのがまったくわからない。オーブンという限られた空間の中では、電磁波の両端は中途半端な「山と谷のきれはし」となるはずではないのか???

 

 時間切れ。

 

(この不可解な事実が、特に説明の必要もない当たり前の前提みたいな感じで流されていたので俺は鼻血を噴いて死んだ)