螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

読み返すかー

 うー、書くことがない。『ダイの大冒険』、クロコダインが獣王激烈掌を披露してシグマ氏の腕を捩じ切った回まで視聴する。いくつかのイレギュラーはあれど、基本的には一対一×5の構図になってしまいがち問題については俺も若干は考えたことはあるが、漫画やアニメに限らず人間は物語を一次元的にしか認識できないという如何ともしがたい認識構造上の穴があるので、なんともかんともだ。これはひとつの点に集中して認識するという「視覚」をメインウェポンにしているがゆえの悲劇であろう。たとえば聴覚がめちゃくちゃ発達している知的生命がいた場合、彼らは複数のストーリーラインを同時に認識し、味わうことができるのかもしれない。これはなんとなく二回戦第二典礼にも使えそうな考え方ではある。うー、あー、『あなたの人生の物語』を読み返してみるのもいいのかもしれない。これは、人類とは異なり、自分の全方位をまったく同じ精度で認識できる「ヘプタポッド」なる異星人とのかかわりを描くSFであるが、彼らの世界観は相当に奇妙である。彼らには「前」と「後ろ」の概念がなく、書物を記すとしたら、どこが冒頭でどこが末尾なのかわからないものを書く。

 

 時間切れ。

 

(ヘプタポッドたちにとって前も後ろも右も左もなく、始まりも終わりもない。アンタゴニアスの〈トリスケリオン〉をキメたような世界観で生きているのだ)