父、我が父
あまりに面白くてもう読了してしまった。『ダークエルフ物語』第二巻。いやぁ、いい買い物をしたなぁ。しかしなんだ、なぜこの作品はこんなにも面白いのか。謎である。そう奇抜なアイディアがあるわけではないし、日本のトチ狂ったキャラクターコンテンツに触れなれた俺の目から見てもそれほど奇抜なキャラクター造形というわけでもない。しかし結果はこうだ。ほぼ一気読みである。なんだろうなぁ、俺は今まで王道ってものを面白いと感じたことなどないのだが、本作に対しては完全に膝を折るしかない。ううむ、しかし余計に面白いとは何なのかがわからなくなってゆくのであった。なんだ、奇抜ななんかによる面白さとは異なる、もっと根源的な物語力のようなものを仮定せねば到底説明がつかぬ。しかしそんなもの、オカルトとしか思えぬのだった。本作を読むまでは。いったいどうしたことか。もう少し考えるべきなのだが、日記を書いてる最中はタイムリミットに追われて深い思考とかできないのである。しかし本作は王道と行って良いのだろうか。王道ファンタジーという言葉からはかけ離れた描写や展開ではあるよなぁ。うー、あー、まぁ三巻もすでに届いたので今から
時間切れ。
(そしてドリッズトはんはついに地上世界へ至るのであった)