螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

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ケイネス先生の聖杯戦争第三十七局面

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 というわけで一流魔術師同士の堂々たる決闘がここに開幕する。……とはいえ時臣は原作においてほとんど戦闘描写がなく、具体的にどういう戦闘魔術を使うのかまったくわからないため、考察は避ける。とりあえず、互角の戦いを展開するのではないだろうか。さて、ここで時臣の放ったファイアボール的な魔術を月霊髄液は完全には防ぎきれず、ケイネス先生の衣服の袖が焼けて腕が露わになる。その瞬間――時臣は絶句する。バカな。何だ? どういうことだ? ケイネスの腕に令呪が一画もないではないか。どういうことかと問う時臣に、ケイネス先生はこともなげに応ずる。使ったに決まっているだろう。時臣にとって、それはまったく理解不能の言葉であった。サーヴァントを自害させるために令呪は一画は残しておくのが鉄則である。それを、この段階ですべて消費するなど――一体何を考えているのか? そこでケイネス先生、やや苦笑する。あぁ、使った、というのは少し語弊があるな――

 

 時間切れ。

 

(切嗣とさえ会わなければこんな大物ムーブも可能だったのだと信じたい……!)