螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

これは本編を買うべきなのでは? ボブはいぶかしんだ

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『ハハハハ! 痛えな愉快、愉快! 畜生、ゆるさねえ! 殺してやる氷のような不安が、おれの――殺す! てめえらが背筋を走るだろう背骨の中を一番心を蝕む炎を苦しむ方法で、精神が、ハハ、肉体が、最も苦痛を銃(ガン)が! 銃(ガン)が! おれの銃(ガン)が! いたぶりすがりつけそれが信仰だ殺してやるぜ!! ヒハハハハ――この糞ども!』

 『サムライ・レンズマン』の敵役であるデイルズ氏の魂の叫びより抜粋。というわけで読了する。素晴らしかった。何度読んでも最高だ。この簡潔でありながら複雑かつスタイリッシュなビジュアルが容易に浮かぶ文章は本当に素晴らしい。そしてSF的ロジックとガジェットの斬新さ、新奇さ、センスオブワンダーさ。そして主人公シン・クザクの強さ、寡黙さ、カッコよさ! やはりこのひとは俺の中で葉隠覚悟と並ぶヒーローの中のヒーローである。『レンズマン』シリーズとは、SF作家E・E・スミスによるスペースオペラである。それを日本の超天才作家古橋秀之先生が外伝として書き記したのが『サムライ・レンズマン』である。しかし別に本編知らなくても問題ない。俺も読んでないし。で、まぁ面白かったのはいいんだけど、それで執筆の役に立ったのかと言えば、まぁ文字数を見てお察しという感じである。サムレンと比べてなんてつまらん作品なんだシロガネ……俺は本気でこの作品のセールスポイントがわからなくなっている。何だ。なぜこんなに戦闘シーンがクソつまらないんだ。

 

 時間切れ。

 

(しかしこれは俺が書く速度が停滞しているがために、毎日同じシーンと直面させられてウンザリしているという事情も考慮に入れるべきだろう。通しで読めば、作中時間は正常に進み、決して悪くないものになっている可能性がある。しかしそんな希望も、今現在俺がまったくこのシーンに魅力を感じず、次の展開が一切思い浮かばず、まるで筆が前に進まないという歴現たる現状を解消する役には全く立たないのだ)