螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

つまり怒り覚醒にリアリティを感じていない

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 えー、アメコミのハルクについては設定を知っているだけで、実際に読んだことないのであるが、彼は怒り具合によって戦闘能力が極端に上下するヒーローである。つまり、まぁ未読者の想像であるが、それほど怒ってない時に敵にぼこぼこにやられ、今にも止めを刺されようという時に、なんか状況の変化が起こって(例えば大切な人が傷つけられてる的な)ハルクがブチ切れ、敵の策を力ずくで引き千切って劇的な逆転勝利をかます。というような作劇なのではあるまいか。つまり、カタルシスをもたらす要因が「策」であるか「怒り」であるかの違いがあるだけで、そのストーリー構造に変化はないのではなかろうか。では烈火が逆転する要因は何が考えられるのか――ということを考えて、なんというかこいつ素のままで超強いからそもそも逆転される側としてのうまみの方が強いのである。で、まぁ今日ようやっと烈火対第三の敵役の二戦目が終わろうとしているのだが、結局烈火もまたなんか策っぽいものを弄して勝利してしまいそうなのである。

 

 時間切れ。

 

(思えば序章におけるツソとの戦いにおいても決め手となったのは策であった。そんなんに引っかかるのは『もひかん☆えくすぷろーど』の住民だけだろというようなアホくさい策であっても、策には違いないのだ。どうも俺は根性勝利的なものを無意識のうちに忌避している気がする)