螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

なんか読み進めるモチベが上がらない

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 『レクリエイターズ』の小説版をちょろっと読んだのだが、いや、あの、これ、小説にする意味あるのか……? と思ってしまった。というか、本作に限らず、ノベライズというやつはいったいどの層に向けた商品なのだろうか。これがさ、本編では描き切れなかった登場人物の心理や行動原理などを濃密に補完する内容であれば、価値はあるのだが、小説版『レクリエイターズ』は今のところ「アニメ見ればいいじゃん」という感想しか出てこないのである。ううん、なんだろう、小説→アニメ、という順番ならわかる。動く、というだけで強烈なアピールポイントですよ。だがアニメ→小説、で、アニメ版になかった情報が一切盛り込まれていないのであれば、なんか意味あんのそれ? ってなる。そして小説→アニメという順番であったとしても、その、正直作者的には素直に喜べないのではないだろうか。だって自分の小説が、アニメで表現できる程度の情報しか盛り込まれてない、「絵にもかけない美しさ/カッコよさ/恐ろしさ」を盛り込めていない。あるいはそういうのは省略しても問題ない作品だ、と判断されているということである。それは小説書きとして忸怩たるものを感じるのではなかろうか?

 

 時間切れ。

 

(俺の物語は小説でしか表現できん! という自負は、実は小説書き全員に共通するものではなかったりするのか?)