螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

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被害者ヅラ、ダメ、ゼッタイ

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 まぁ正直なところを言うと、シュライバー氏はあまり好きなキャラではない。悪に落ちた理由が納得できるものだからだ。理由があって悪に落ちた奴は、悪党として中途半端というか、明らかに格が落ちると思う。だってそれ普通の人じゃん!!!! 普通の人が悲惨な目に遭って悪に落ちるとか普通すぎるわ!!!!! むしろ同じ目に遭ってもなお聖人君子でいつづける奴の方がおぞましさを感じる。ていうかね、殺戮する奴は被害者ヅラしたらダメですわ。どんな理由があろうがそれは正当化されない。たとえ親兄弟恋人すべて惨たらしく殺されようが、殺して良い理由にはならないのだ。ゆえに、同情を誘うような殺戮キャラを見ると「ケッ」って思ってしまう。だもんだから、「お前、普通すぎてつまらんわ」からの射殺は非常に、非常にスカっとしたのである。さっすが遊佐パイセン!! 俺たちにできないことを平然とやってのけるッ!! で、似たような感慨を覚えたキャラに、『装甲悪鬼村正』のラスボス、湊斗光がいる。こいつも非常に気に入らなかった。作品はとても面白かったのだが、ラスボスのこいつがムカつきすぎて、好き、とは言えないのである。

 

 時間切れ。

 

(善悪相殺のテーマを掲げながら、最も人を殺したこいつが何の報いも受けないのは非常にモヤモヤする。なに救われながら綺麗に死んでんだよお前はもっと心をバキバキにへし折られて絶望に喘ぎながらひとりぼっちで死んでいくべき人間だろうがと思った)