螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

ところでパレス内部の選挙ポスターがフサフサなのは……その……

 例えば七部のパレスの主は、まぁすごい権力者で、色々と非道なことをやってきているわけだが、パレスの内部においては、真に日本を強い国にしようとしているという意思そのものに欺瞞はない、ように思える。他者への悪意は、必要だからやっているだけで、決して無意味に他者を虐げることを喜びとするような人物では、ないように思える。まぁそれでも、パレスが形成されている以上、その欲望と認識は歪んでいるのだが、えーと、パレス、すなわち個人的無意識の世界においては、主の世界認識を反映した「認知存在」なるものが生息している。これは通常、敵となる「シャドウ」とはまったく別の存在であり、ほとんどは背景でうろうろしているだけの無害な存在である。で、認知存在はおおむねパレスの主が他人をどう見ているかが色濃く反映されており、なんか異形だったり、言動が明らかにおかしかったりするのだが、七部パレスの認知存在どもだけは主人公たちからも「現実の人間と見分けがつかない。普通に会話が成立する」と驚かれている。で、そうゆう高い知能を持った認知存在たちは、パレスの主の支配を歓迎し、幸福そうなのである。つまり主も、自分に従う限りは人民を幸福にしてやろうという意識なのだ。

 

 時間切れ。

 

(「あんなやつがトップに立ったらこの国は終わりよ」とパーティメンバーの真氏とかは言っているが、しかし実際にトップに据えてどうなるかは、パレス内部の描写だけではわからない、と俺は考えている。無論、最悪の暴君になる可能性はあるが、それと同じくらい「日本を強靭に生まれ変わらせる厳しくも有能な支配者」になる可能性はあるように思える。無論、道義の上で彼のやったことは決して正当化されえないが、政治家として一番重要な資質は持っていたのではないか? と思ったりする)