日常はつまらない。僕はそう確信した。
うーん、なんかなぁ……面白い日常シーンが書けないなぁ。まぁ「日常シーン」などと表記するが、これは実態を外した表現だ。そもそも本当に日常だったら面白いわけがないのである。登場人物にとっては日常でも、読者にとっては非日常でなければならないのである。というか、昔読んだラノベとかで日常シーンが出てくるたびに「いやそういうのいいから敵とか出てきてくれよ」と思ってしまう俺が日常シーンを書こうというのだから言行不一致も甚だしい。自分で面白く感じないものを面白く書けるわけないじゃないか。だからまぁ、なんだ、登場人物の、未知な部分を掘り出すような、それまで培ってきたキャラクター像と一見矛盾するような、そういう一面が出てくることで、日常シーンの面白さは担保されるのではないか。などとブログでさも悟ったように述べているが、こういうことを言って、その気づきが実際に創作に生かされたことなんて思い出せる限りないのである。あーもーマジどうしよう。ところで『絶罪殺機アンタゴニアス』をなんか発作的に読み返したらめっちゃおもろいやんこれ!!!!! やべー作者天才かよ。うん、なんだ、現実逃避だよね……これ……。
時間切れ。
(なぜ面白いのか。日常がまったくひとかけらもないからだよ!!(絶望))