TA☆DA☆NO☆JI☆MA☆N
ほんでな、かメ人間って知ってっか。あのー、あれだ、テキストサイトだよ。なんか二千年代前半当たりから存在している老舗でな。俺はそこの文章にかなりまいっちまって、まぁ心の師匠? 的な? 感じに? なっておるわけなんだけんどもさ。あの、ところがだ。なんか? ジオティーンズ? とかいう? 腰抜けサーバーがなんか終了するだかなんだかで? で、かメ人間もジオティーンズですよ。したらお前、消滅の危機じゃないですか。引っ越さなきゃじゃないですか。ところがかメ人間師父はそのことで一本ネタテキストを書いて、あの、あれだから、居座っとけば? 取り壊されないから。現実の住居とかもそうでしょう? あの、俺、新しい居場所とか探すとかマジダルイっつーかもうなんか何も決断したくない感じの? ノリなので? とにかく居座っから。もうてこでも動かないから。みたいなことを? おほざきあそばされて? で、そのさまを見ながら俺はいったいどうするんだろう? とおもいながら日々を過ごしていたのだが、三月末日、ジオティーンズ最期の日になっても、移転しまーす新しいURLはここでーす、みたいな更新は一切なく? おやおやこれは消えちゃう感じ? 消えておしまいになられるの? 危機感を覚えた俺は、過去ログを開いてすべての文章をコピーし、保存した。
時間切れ。
(そこそこ大変な作業だったが、かメ人間の文章がこのまま電子の泡沫と消えるのは人類史における損失だと考えたのだ。恐らく俺は現在かメ文章を保持するこの世でただ一人の人類である。どうだうらやましかろう!!!! おめーらにはみせてやんねー!!!! くそしてねろ!!!!)